いよいよイギリスの生活が始まります。 ワクワクすると同時に不安なこともたくさんかもしれません。
知っておくと便利なことについて、書き出してみました。
下記に取り上げていないことで、知りたいこと、ご心配なことなどご質問がありましたら、どうぞ、メールでご質問をお送りください。
イギリスには、NHS- National Health Serviceという、政府が運営する国民健康保険サービスとプライベート医療があります。
NHSは、原則として無料ですが、処方箋、歯の治療、眼の検査などは、有料になります。
しかし、持病などの治療や大きな事故などNHSが適用されないものもありますので、旅行保険や留学保険に加盟しておくことをお勧めします。
GP - General Practitionerの登録をしてください。GPのリストは、下記NHS公式ホームページのリンクから検索することが出来ます。
Find a GP (郵便番号で検索します。)
→ メディカルカードが発行されます。
→ 診察は、予約制ですので、診察が必要な時は、電話で予約をいれてください。
→ 処方箋を持って、街のファーマシー、あるいは、GPのファーマシーで、薬を購入してください。 薬は有料になります。
→ 緊急時は病院のA&E (Accident and Emergency) Departmentsに直接行くことが出来ます。 救急車が必要な場合、 999に電話をしてください。
あなたは、NHSを利用できるのでしょうか?
2015年から、外国人がNHSサービスを利用するためには、ビザ取得している人で、ビザ取得時にヘルスケア料金を支払うシステムになりました。
外国人がNHS登録する場合、 IHSレファレンス番号が必要になりました。
ヘルスケア料金を支払は、ビザタイプにより多少異なりますが、下記を参考にしてください。
https://www.immigration-health-surcharge.service.gov.uk/payment/start
プライベート医療につて
プライベートの病院は、有料ですので、待ち時間なしに診て頂くことができます。 また、病院を選ぶことも出来ます。
下記は、ロンドンにある日本人医師のいる病院です。
イギリス4大銀行
HSBC, NatWest, Lloyds TSB, Barclays Bankの4銀行は、いわゆるハイストリートバンクと言い、ほとんどの街にあります。 加えてSantander Bankなどがあります。
営業時間は、一般に平日9:30〜16:30です。 土曜日も開いているところもあります。
銀行口座開設に必要な書類
●パスポート (身分を証明するもの)
●ビザ
●学校在籍証明書 または、学校、職場からの紹介の手紙
●イギリス国内の現住所を証明できるもの。 (Utility Billといい電話の請求書や、電気代の請求書の提示を求められます。)
マネーローンダリーを防ぐため、近年、外国人が銀行口座開設のがとても難しくなりました。
YMSの場合、雇用者に証明の手紙を書いてもらうこと。 学生の場合、学校に紹介の手紙を書いてもらうことは必須です。
現住所に、本人宛のユティリティビル(電気、水道料などの請求書)があれば、スムーズに行きます。 住居証明に借家契約書も可能です。 不動産屋さんの発行する契約書が必要になります。 個人との契約書では十分でない場合が多いです。
留学中のお金の管理について提案です。
イギリスは、カード社会で、現金を持ち歩きませんので、大金をホームステイ先に置いておいたり、持って歩いたりすることは非常に危険です。 また、盗難に会った場合、何の保証もありません。
特に6ヶ月以内の留学の場合は、イギリスで銀行口座を開設するのは、ほぼ無理ですので、日本の口座から、必要に応じて引き落とせるように準備しておいてください。
クレジットカードで現金を引き落とすのは、高額の手数料がかかりますのでキャッシュカードが良いです。
CirusやPlusのマークの付いているカードでしたら、ほとんどのATMで現金を引き出すことが出来ます。 一度に、引き落とせる上限は、カードにもよりますが、£200〜£300です。 計画的に利用することをお勧めします。
支払は、VisaやMasterカードでしたら、日本のクレジットカードでも大丈夫ですので、カードでショッピングをすることをお勧めします。