イギリスの医療制度と銀行口座開設について- イギリス留学
イギリス留学 MAC
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いよいよイギリスの生活が始まります。 ワクワクすると同時に不安なこともたくさんかもしれません。
知っておくと便利なことについて、書き出してみました。 
下記に取り上げていないことで、知りたいこと、ご心配なことなどご質問がありましたら、どうぞ、メールでご質問をお送りください。


イギリスに到着したらまずしなければならないこと。
BMCバイオメトリックカードをとりに行く。
ビザ申請時に記入したイギリスに到着予定日から30に日以内に、指定のイギリスの郵便局に、バイオメトリックカード(生態認証によるID)を取りに行ってください。 下記リンクは、バイオメトリックカードを紛失した場合などの説明です。 https://www.gov.uk/biometric-residence-permits/collect
日本使館にオンラインで在留届を提出する。
3ヶ月以上滞在予定のかたは、日本大使館に在留届を提出しなければなりません。 在留届は、 オンライン、窓口、ファックス、郵送で行うことができます。 http://www.uk.emb-japan.go.jp/jp/ryoji/zairyu.html#denshi
イギリスの医療制度について

留学中に一番心配なのは、やはり病気のことですね。
万一の場合のために、イギリスの医療制度について説明いたします。


イギリスには、
NHS- National Health Serviceという、政府が運営する国民健康保険サービスとプライベート医療があります。 

NHSは、原則として無料ですが、処方箋、歯の治療、眼の検査などは、有料になります。

しかし、持病などの治療や大きな事故などNHSが適用されないものもありますので、旅行保険や留学保険に加盟しておくことをお勧めします。

GP - General Practitionerの登録をしてください。
日本と一番大きな違いは、まずは、ファミリードクター(GP)に診てもらい、必要に応じて、専門医を紹介してもらうことです。
プライベートの治療でも、GPを通して紹介してもらう場合が多いですので、何れにしても、GPの登録は、必要になります。

GPのリストは、下記NHS公式ホームページのリンクから検索することが出来ます。

Find a GP    (郵便番号で検索します。)

メディカルカードが発行されます。

診察は、予約制ですので、診察が必要な時は、電話で予約をいれてください。

処方箋を持って、街のファーマシー、あるいは、GPのファーマシーで、薬を購入してください。 薬は有料になります。

→ 緊急時は病院のA&E (Accident and Emergency) Departmentsに直接行くことが出来ます。 救急車が必要な場合、 999に電話をしてください。 

あなたは、NHSを利用できるのでしょうか?

2015年から、外国人がNHSサービスを利用するためには、ビザ取得している人で、ビザ取得時にヘルスケア料金を支払うシステムになりました。 

外国人がNHS登録する場合、 IHSレファレンス番号が必要になりました。
ヘルスケア料金を支払は、ビザタイプにより多少異なりますが、下記を参考にしてください。

https://www.immigration-health-surcharge.service.gov.uk/payment/start


プライベート医療につて

プライベートの病院は、有料ですので、待ち時間なしに診て頂くことができます。 また、病院を選ぶことも出来ます。
下記は、ロンドンにある日本人医師のいる病院です。 


Japan Green Medical Centre

ロンドン医療センター

イギリで銀行口座開設する。
イギリスで銀行口座を開設するには?  

イギリスは、カード社会ですので、あまり、現金を持ち歩くことはありません。 スーパーでの買い物もほとんどカードで支払いをしています。  大金を持ち歩くと危ないですので、Tier4、YMS、11ヶ月のSTSV など長期でイギリスに滞在する場合、銀行口座を開設すると良いです。 短期留学の場合は、原則として口座を開設することが出来ませんので、現金の管理につて、下部を参考にしてください。
  


イギリス4大銀行 

HSBC, NatWest, Lloyds TSB, Barclays Bankの4銀行は、いわゆるハイストリートバンクと言い、ほとんどの街にあります。 加えてSantander Bankなどがあります。 
営業時間は、一般に平日9:30〜16:30です。 土曜日も開いているところもあります。 

銀行口座は、預金のためのDeposit Account と当座預金(Current Account)があります。
キャッシュカード(Debit Card)を発行してもらうには、Current Accountが必要になります。

Current Accountは、毎月手数料がかかるのと、一定額を保っていれば、手数料無料のとありますので、開設する際、銀行で確認してください。


銀行口座開設に必要な書類

●パスポート (身分を証明するもの)
●ビザ 
●学校在籍証明書 または、学校、職場からの紹介の手紙
●イギリス国内の現住所を証明できるもの。 (Utility Billといい電話の請求書や、電気代の請求書の提示を求められます。) 

マネーローンダリーを防ぐため、近年、外国人が銀行口座開設のがとても難しくなりました。
YMSの場合、雇用者に証明の手紙を書いてもらうこと。 学生の場合、学校に紹介の手紙を書いてもらうことは必須です。
現住所に、本人宛のユティリティビル(電気、水道料などの請求書)があれば、スムーズに行きます。 住居証明に借家契約書も可能です。 不動産屋さんの発行する契約書が必要になります。 個人との契約書では十分でない場合が多いです。 


留学中のお金の管理について提案です。
イギリスは、カード社会で、現金を持ち歩きませんので、大金をホームステイ先に置いておいたり、持って歩いたりすることは非常に危険です。  また、盗難に会った場合、何の保証もありません。
特に6ヶ月以内の留学の場合は、イギリスで銀行口座を開設するのは、ほぼ無理ですので、日本の口座から、必要に応じて引き落とせるように準備しておいてください。 

クレジットカードで現金を引き落とすのは、高額の手数料がかかりますのでキャッシュカードが良いです。
CirusやPlusのマークの付いているカードでしたら、ほとんどのATMで現金を引き出すことが出来ます。 一度に、引き落とせる上限は、カードにもよりますが、£200〜£300です。  計画的に利用することをお勧めします。  

支払は、VisaやMasterカードでしたら、日本のクレジットカードでも大丈夫ですので、カードでショッピングをすることをお勧めします。